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SNSもやっておらず、いろいろあって１０年ぐらいネットの掲示板文化から遠ざかっていたんだけど、セミリアイアを決めてから調べ事が増えて戻ってきたら、思った以上に浦島太郎状態で戸惑ってます。
さて、7月２日からサマージャンボ宝くじが発売になりました。
私、宝くじの味方です。
今回は宝くじを応援する偏った話です。
よく投資や投機関係の記事で還元率ガー、当選確率ガーと「宝くじは愚か者の税金」とか揶揄してますが、自分はそうは思いませんッ！（桑田の顔マネ）
まあ、実際ギャンブルだし地方行政の財源、BIG・TOTOはスポーツ振興の財源の為にそんざいするんで税金なんですけどね。
投資等の配当金の税金を源泉徴収で払っている場合２０．３１５％ですから、宝くじを購入すると自動的にその約２倍弱を支払ってるカンジですね。その代わり当選金には税金はかかりません。７億円当たったら、７億円もらえます。
で、「愚か者の税金」云々で引っかかるのは、「だから損得で考えたらほ～らこっちのが甘いでちゅよ～」とか、「だから損得で考えたら私のやってる事は正しい」とかいう話が大体後に続いているんですよね。
またそういうプチブル教祖の説教に心つかまれた子達が、挙句に上級市民ガーって陰謀論に走ったりしてて地獄じゃあないですか。もう、世の中にはフィクションの世界のような超天才的悪の組織や政府なんていないって気づけるから中学高校ぐらいにムーは読んどいたほうがいいと思うよ。
そら、株とかETFとか投信とかREITとかにドルコスト平均法でお金いれて～みたいなほうが確かに賢そうですよ。でも、宝くじなんて年にいくら買うのよって話ですよ。
ここ数年購入金額が下がってるとさんざん報道されてますが、このデータですと購入者の年間平均は￥２６，６５０‐ですよ。この金額を仮に大サービスで年利５％で運用できたとして配当金￥１，３３２‐。そこから税金で２０．３１５％分の￥２７０‐引かれて￥１，０６２‐ですよ。このご時世で言うと顰蹙を買うかもしれませんがみみっちぃ話ですよ。さらに言えば宝くじを全てジャンボ系の連番で買ったとしたら８セットで￥３００‐のバックは確定なので￥２，４００‐は確実に非課税で手に入るんですよ。
いや、投資した分はその次の年も配当金を産むし配当金もさらに投資するから複利で得なんだといわれれば、うんその通りですねとグウの音もでない程の正論なんですが（あえて相場の上下や投資先の破綻には触れませんが）、それ何十年も続けて何億円にもなる確率はどんだけあるの？ 当然、宝くじで１等当てるよりも高いんだよね？確率の話をするならねって話なんですよ。（買ったら終わりの宝くじと、運用の為の学習や保守作業のコストの差にも触れませんが）
まあ、愚か者的にはスタジアムとかで「ここの席の一列分はワシが買うたったんやぞ」とか「このバスのタイヤ分ぐらいはワシが払ったった」とか思って、ムフフってほくそ笑のは楽しいもんなんですよ。だからこれからも愚か者ですよ。「you、レコ大は愚か者にしちゃいなよ」ですよ。明菜も騙されて独立ですよ。
今回もボクの中の小っちゃい猪木が吠えるんですよ。
「買う前にハズレること考えるバカいるかよッ」（ビンタ）
