チケットを貰ったとの事で名古屋市博物館のスヌーピー展に寄ると常設展の方で「ゲームセンターの思い出」という催しをしていたので覗いてきました。
eスポーツにやハイスコアガールとかに便乗なのかと思ったのですが、展示してある無料プレイ可能なゲームが格ゲーブームよりはるか以前の創世記的なラインナップですし、博物館でやるって事は栄枯盛衰の歴史を掘り下げているのかとゲーセン黄金期をリアルタイムで過ごした世代なんでちょっと興味がムンムンわいてくるじゃあないか。
あれ?ここはスーパーのゲームコーナー……?
ゲーセンって紫煙(ヤニ)と埃とゴミ箱の飲み残しのジュースの腐った臭いが漂い、ただでさえ薄暗い店内では天井照明の蛍光灯のモニターへの映り込みを嫌い段ボール箱に頭を突っ込んだプレイヤーがしのぎを削る殺伐とした心を痩せさせる乾いた大地では?
カツアゲされて他の店に逃げたら、そいつらがまたやってきて同じヤツらに一日に二度カツアゲされるような地獄でしょ?(大変偏ったゲームセンターの思い出です)
展示資料もオールアバウトナムコ2冊とゲーメストバックナンバー5冊ですよ。駿河屋どころか、ちょっとしたBOOKOFFですよ。
もう一つのショーケースはファミコンとアーケードゲームと特に関係ないカセットの山ですし。
その割には当時の泥臭い新聞記事が貼ってあるし……。
スパロボでしか聞いたことが無い剣鉄也のセリフみたいな事書いてるし。今、自衛隊の記事でこんなん絶対OUTでしょ……。
もう、どの世代に向けてるのか、何を伝えたいのか、とっ散らかりすぎてるように思いました。バーチャファイターの紹介文が書いてあるのに置いてあるのがバーチャファイター2で謝罪してたり。ただ、メンテナンスがスゴイ大変でめっきり姿を見ないプロップサイクルや最近製造元が倒産して将来的に簡単にはプレイできなくなるかもしれないワニワニパニックが置いてあるので、思い出作りのラストチャンス……かも?