ここで当たらなかった事が逆に運持ってるわ

　BIGの当選金が増額中です。

　通常開催のBIGや6月8日～22日で販売された最高金額12億をうたいながらも結果1等当選金が約5億が6口となった第1101回と違い、今回はキャリーオーバーの有無にかかわらず1等当選金額が変わらないので、せっかく1等当たったのにこの金額は確かに大金だけど何かこう……なんだ……的なモヤモヤは無いと思います。

　BIGは運よく1等の当選の壁を越えても、このキャリーオーバーや当選口数による分け前の変動という、今流行りの2段階認証ばりの運試しシステムで運用されてるので、「うわ今回当たらなくてよかったわ」と思うような回があるという他の宝くじには無い面白味があります。ここで当たらなかった事が逆に運持ってるわ、みたいな。

　BIG１等の当選確率は３の１４乗（約４８０万分の１）なわけですが、この手の話になると飛行機が落ちて死ぬ確率とか隕石が頭に当たって死ぬ確率を持ち出してきて当たらん当たらんと囀る手合いがおおいですが、むしろ自分が事故にも合わずのうのうと生き続けることが出来ると思ってる危機感になさにビックリだわ。おまえ、もしかしてまだ、自分が死なないとでも思ってるんじゃないかね？　それで高い生命保険にでも入ってでもいたら、死ぬとも思ってないのにそれこそお金の無駄でしょうと。

　ちなみに同じキャンペーンが3月にも行われており、第1077回1等1口出ており当選確率は4,754,743分の1、第1078回1等1口出ており当選確率4,512,263分の1とほぼ当選確率の数字は想定に近い数字になっています。ただこれは投票口数、つまり１口¥300で発行されるくじでの確率で、別に投票枚数という数字があります。これはBIGを複数買うと10口までは1枚のくじにまとめられるので、まとめられた枚数ですね。たとえば20口買えば10口1枚、10口1枚の2枚とカウントされます。11枚買っても10口1枚、1口1枚の2枚となります。3口だけ買えば3口1枚となります。つまり、複数枚数買うヒトも多々いるでしょうが、実際に購入している人数をザックリと想定できるわけです。第1077回の投票枚数は1,142,641、第1078回は1,084,177。だいたい100万人弱ぐらいがクジを買っていると考えられます。全員がそれぞれガチャを回しているわけですから、数学的には間違っていますが、体感的には先ほどの当選確率の5分の1ぐらいの100万分の1の確率で1等が当たるかもしれないのです。何かハードルが低いと思いませんか？

　かといって無理して購入口数を増やす必要はなく、毎回参加さえしてればいいとボクは思っています。別に絶対当たるとか結果は全く保証しませんよw。ヒトは運命の奴隷なんですから。BIGは基本的に毎週開催されるためネットでの「らくらく購入（定期購入）」を利用するのがいいでしょう。当選番号の照会も必要ないですし、当選金はクレジットカードの引き落とし先銀行に自動で振り込まれるため、１等が当選してもよくいわれるような銀行員と顔つきあわせて値踏みされたり、照会に時間がかかったりとか当選者の心得みたいな冊子を渡される事もなく基本的に完全放置で煩わしさありません。クレイジーダイヤモンドのモノを治す能力の応用に応用を重ねて窮地を乗り切る必要もありません。一応当選メール程度は届くでしょうが、メールの内容は1等から6等まで内容はまったく変わらず、うっかりすると他の広告メールに紛れて見過ごすぐらいです。まあ、当選者本人が気づいてなくても、突然大金を突っ込まれた口座先の銀行がビックリしてそっちから電話だの手紙だのがジャンジャンくるんですが。

　そもそもボクは宝くじはギャンブルでなく公共事業やスポーツ振興への寄付と思っています。申し訳ないけどお金の流れが不透明な募金箱よりかは、何か仲良し学生サークルみたいなのが声そろえて「はいッ！そういうわけで……」とかやってるヤツよりかはお金が突っ込みやすい。良い事しただけで見返りがあるかもしれなくて、それがまったく後ろ暗さのないお金だから税金すらまったくかからないんですから最＆高ですよ。

　それで投資や金融商品買えば、20年30年定年までコツコツと投資してなんて過程をすっ飛ばして、不労所得だけで毎年数千万ポンと入ってくる結果だけが残るわけですから、もうキングクリムゾンですよ。

　買おう、宝くじ。