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ミンナ大好き○○の末路 2020年からアーリーリタイアはじめました

騎士竜戦隊リュウソウジャーに溢れる緊張感

 放送開始から半年たった騎士竜戦隊リュウソウジャーに溢れる緊張感を勝手に感じてます。

 前作怪盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャーはストーリーの評価は高く、ブルーレイの売り上げが好調だったりギャラクシー賞を受賞したりもしましたが、玩具売上の苦戦は本来警察戦隊が使用する仕様になっている商品まで怪盗戦隊に支給されるという歪さとなって劇中にまで影響を及ぼしました。

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 さて、リュウソウジャーですが鉄板といわれる恐竜モチーフと、ロボデザインを戦隊メンバーの各専用機で四肢を形成する変形合体を捨て、レゴブロック要素まで突っ込んで単体変形で今風の腰高脚長スタイルにしたのにスゴイ売る気です。初回放送日を通年から1ヵ月後ろへズラしたのも、クリスマスやお年玉で買ったのに2月にすぐ番組が終わるのがカンジ悪いからこその措置ともいわれてます。

 そこまでやってるのに、量販店での玩具の割引率は結構高く、8月には8月いっぱいで終わる仮面ライダージオウのアイテムと一緒の値引き利率で投げ売りされてるような状況を個人的に見てしまったため、大丈夫なのかとドキドキしてます。

 で、ここ最近の放送ですが、8月の新商品コスモラプターは登場回だけで21話・22話の2回、さらに24話の2号ロボとの合体の再提示とコスモラプターの能力を使わないと侵入できない世界だからという理由付けもされた25話の2回とほぼ1か月が販促に費やされています。その上、特に総集編というわけでもなくコレクションアイテムのリュウソウルの説明をひたすらするという謎のさらなる販促回23話がその間に挟まります。

 その前に発売された大型アイテムである2号ロボの騎士竜ネプチューンが6人目の騎士登場という大イベントを使いながらも初登場14話でチラ見せしてから最大のギミックであるメイン商品のティラミーゴとの合体披露18話までの実質5話がメイン販促に割かれていたのですが、ゾロメカ枠のコスモラプターで同じぐらいの話数を使ってここまで話に絡ませて引っ張るのは異例なんではないかと思います。ゾロメカ枠は大体はストーリー上の活躍理由のある初回登場回以降は特に理由もなく合体して、トドメ用のスゴイ斬撃かビームを出すだけの砲台化して新アイテム登場でフェードアウトがパターンだったりするからです。実際同じゾロメカ枠のディメボルケーノは初回登場と次の回で合体、2号ロボとの特殊合体披露を含め話に絡むのは3話程でスゴイ砲台化してフェードアウトしてしまっているのですから。

 ただ、ここにきてミニプラのキシリューオーファイブナイトセットを9月23日に再販するという動きもあります。ミニプラには毎年お布施させてもあってますが、この時期にメインロボの再販なんて極めて異例の事で、売れていなければやらないはずです。

 売上成績が良いのか悪いのか? とまれ、あと2年でスーパー戦隊が45周年を迎えるにあたって、良い結果を出してほしいと祈るばかりです。