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ミンナ大好き○○の末路 2020年からアーリーリタイアはじめました

騎士竜戦隊リュウソウジャーの予算にまた余計な心配をしてしまいました

 今回、物語的には重要人物の割に今まで目立った活躍も無かったガイソーグの真の登場編のようなので前後編になっているのが不自然ではないのですが、新騎士竜パキガルーを匂わせたことでマイナソーを延命させロボ戦をキャンセルしたのは次回のロボ戦の予算のタメ回ではないのかと、騎士竜戦隊リュウソウジャーの予算にまた余計な心配をしてしまいましたので、次回の25話までのCG以外の制作物をザックリ数えてみました。

 まずはヒーローを引き立てる悪役です。

 ドルイドンはおどろおどろしいアジトを持たず、どこかの空き家、路地裏の窓、向かいのホーム、そんなところにいるはずもないのにというカンジで定住してません。番組内でも「いつもいそうなところにいたらバレた」みたいなセルフツッコミしてましたが。要はセット代が大幅にカットされてます。さらにそのドルイドン一味自体ですが、幹部クラスのドルイドンの着ぐるみはタンクジョー、ワイズルー、ガチレウス、クレオン、そしてガイソーグの5体。25話までに登場のマイナソーは21体ですが、5話6話登場のケルベロスマイナソーは兄弟という設定で同一の着ぐるみ。9話は箱、20話はスケッチブックと着ぐるみではありません。ゆえに実質制作された着ぐるみは18体。25話までに制作されたのは合計23体です。

 直近の怪盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャーと比較してみると、ギャングラーには洋館風のアジトセットがあります。そして着ぐるみは幹部クラスがドグラニオヤブーン、ゴーシュルメドー、デストラマッジョー、ザミーゴデルマーの4体。25話までに登場のギャングラーは24体。5話と9話のゴーラムー、14話と18話もマキシモフー兄弟は色替えです。ゆえに実質制作された着ぐるみは22体。25話までに制作されたのは合計26体です。

 細かい話をすれば他の番組の着ぐるみの改造という話もありますが面倒なのであくまでも同一番組内での使いまわしにとどめます。

 次にロボットです。

 リュウソウジャーはキシリュウオー本体に全体的にパーツを換装する方式ですが、単体換装・複合換装で制作された形態は9体。さらに2号ロボ本体とキシリュウオーとの合体形態の1体が制作されています。25話までに換装のベースとなる本体が3体と換装パーツ9体が制作されていると思われます。

 ルパパトはルパンレンジャー、パトレンジャー双方にロボットが用意されている為、番組開始時からロボ本体が最初から2体ありますが下半身は同じなので1.5体、換装する腕はノーマル形態時と追加を含め13体登場。更に2タイプに変形する2号ロボで2体が制作されています。25話で全ロボ合体形態が登場しますが、これはフルCGでした。つまり25話までに換装のベースとなる本体は3.5体。換装する腕は13体制作されています。

 キシリュウオーもCGでの組み換え形態があるので一概に言い切れないところもあるのですが、リュウソウジャーが何となく少ないように見えますが、リュウソウジャーは竜装という肩から腕を覆う装甲と、その上位の強竜装という作りものがヒーロー側にあります。過去、レッドがパワーアップして姿が変わるという事は良くあり、ルパパトの前作であるキューレンジャーでもメンバー用の独自武装や装甲が登場する事はありましたが、リュウソウジャーは騎士竜と連動していることもあり、それも毎月登場している為、その分の予算が余計にかかっているのでしょう。ほぼ、同じ予算内で増えた物量分もやりくりされているのではないのかなぁとお察ししてしまいます。