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ミンナ大好き○○の末路 2020年からアーリーリタイアはじめました

ビートたけしとか伊東四朗がフガフガしゃべるおジイちゃんになってた

 ここ十年ぐらい心を病んで過ごしてきて、最近になって何かのスイッチが入り、ソロモンよ私は帰ってきた感があるんですが、この帰国子女がビックリするほど世の中の変化にまったく気が付いてなかった事に驚いています。
 例えばビートたけしとか伊東四朗がフガフガしゃべるおジイちゃんになってるわ、黒柳徹子もフガフガ喋るおバアちゃんになってるわ、和田アキ子なんて顔自体が変わっちゃってるし。いや、Mrシャチホコと見間違えてはないですよ。

 端から見たら、オマエ今頃何言ってるんだ?って話になるんでしょうが、別に海外にいたとかでテレビを全く見なかったという事でも無いのに、突然そうなっている事に気が付いて、そこに至る過程がスッポリと抜け落ちてしまっているんですよ。ジョジョ5部のボスの時間を跳ばすスタンド、キングクリムゾンを何かわからんが食らったみたいな。
 薬を飲んで波はあるものの何とか普通に生活は出来ていたつもりだったけど、正に心そこにあらず、何というか自動的に生きていたんだなあと恐ろしくなってます。物事や名前とかが思い出せず「アレだよ。アレ。喉まで出てるのに」みたいな事が増えたのも加齢によるものとばかり思っていたけど、よく考えたら心を病んでる期間の事柄ばかりで、それ以前の事は割とすぐに口に出てくる。やはり、この十年ぐらいのいろいろな認識がおかしくなっているカンジです。

 ボクが戻ってこれたきっかけは正直はっきりとは思い出せないのですが、あれ?これ会社辞めてもかまわないんじゃあないか?と気が付いた事も一因だとは思います。ぼんやりとした不安の中で、とにかく会社行ってお金貰わなきゃとしか頭が回ってなかったのが、別に働かなくていいじゃんとなってから残業もめっきり減りましたし。そもそも仕事が爆速過ぎて余計な仕事をふられ過ぎてたんですが、もう他人の手伝いまでして働くフリをしなくてもいいじゃんって無責任感と残業代もそこまでして要らないじゃんという余裕。うん、余裕が出来たのが大きいんでしょうね。余裕が出来たことで、余裕でスルーが出来るようなり、さらに余裕が出来る余裕スパイラル。もう、スパイラルフローはエルガイム、スパイラルカットはウイングマン、スパイラルナイフは惑星を継ぐ者ですよ。その余裕の原資は、ぶっちゃけお金ですよね。下品ですが。お金の不安が0ではないですが随分と深刻度が下がったことで労働への拘束が緩み余裕が出来たわけですから。セロトニンとか足りない物質を薬で摂取すれば肉体的な病としての鬱とかには確かに有効で、ボクも今までそれで生かしてもらいました。まだ、心がザワつく時もあるので薬は完全には手放せませんし。でも、やっぱり心の部分にも病理があり、それに有効なモノに運よく出会わない限り自覚無く蝕まれ続けるんだと思います。ボクはたまたまお金で解決できました。本当に酷い言い方ですが。もう、お金サイコー! お金大好き! ミンナお金を置いて、キャッ!キャッ!キャッ! やめろカカシ、お金は俺に効く。