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ミンナ大好き○○の末路 2020年からアーリーリタイアはじめました

好きなヒトが言ってるから面白がってる

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「活躍している芸人たちが例えるのがドラゴンボールだったりするからなんですよ。昔の芸能人の名前で。プロレスとか。プロレスとかマジ意味わかんなかった」と指摘。「プロレスの人とかで例えてくるけど、こっちは気を遣って笑うしかできない。何言ってるんだ、この人たちはって感じ。それを若い子たちも見てたから、わかんないから見なくていいや!って、お笑いから離れていってたと思う」と持論を展開した

 

「僕は若い子がトレンドを作ると思うので、『あつ森』(あつまれ どうぶつの森)を入れたり、それこそ『鬼滅の刃』の“チャラの呼吸”とかやってほうが若い子たちは面白い。その分、上の人たちは離れていくと思うんですけど…」

 

 確かにほんの数年前のM1決勝ですら、何とかレンジャーは黄色のデブがカレー喰ってるとか真顔で演じてたんですから。それ、ツービート時代のビートたけしあたりのネタですよ。その時点でも何十年も更新されずにきちゃってるんですよ。イエローは女子が多いぐらいの世代の観客相手に平気でやってたぐらいズレていた。ドラえもんネタも声優変わって何年もたってるのに大山のぶ代声。その上道具出すのに効果音がどいつもこいつもテレテレッテッテー♪ってなぜか忍者ハットリくんのOPなのかねるねるねるねなのかってファンファーレ。少なくともボクが見ていたのぶ代ドラの道具を出す効果音はシャコシャコシャコーン!だし、百歩譲ってファンファーレでも「ぼくドラえもん」アレンジのタッタカタッタ・ターターター!だし……て、かなり本題と離れた部分を膨らませてしまいましたが、要は古い「お約束」を知ってて当然と周りを当てにしていつまでも使うなって話なのかと思ったんですが、何か「ワタシが知らない話をするな」って事なのかなぁと……

 多分プロレスネタをブッこんでくるヒトは昨今の新日やWWEの盛り上がりと関係なくずっとプロレス好きなんですよ。ドラゴンボールも。そもそも、本来は狭いトコロ狙った笑いで、「上の人たち」だって意味がわかるヒトの方が少ないはずですよ。所詮は知ってる者同士の内輪ネタなんですから。でも、プロレスだってファンを増やす努力が実って、ここ数年新日がかなりの大商いしてて若いファンも増えてるんですよね。そりゃ、サッカーとかと比べれば総数は全然違うでしょうが、プロレスネタがわかる若いヒトだっているでしょ。まあ、闘魂三銃士あたりで時間が止まった例えが多いような気もしないでもないですが……

 なので、その対比として出てきた「あつ森はキャバクラ」や「チャラの呼吸」ってどうなの?と。それ別に一時期ワンピース、ワンピース言ってたりとか、芸人って割と流行りモンに便乗してるけど何が違うの?って思っちゃったんですよね。「チャラの呼吸」って好きなヒトが言ってるから面白がってるわけで、別に「越中詩郎ぴえん」って言っても面白いんじゃあないの?みたいな。そもそも若い子がトレンド作るなら、もうトレンドになってる事のパロディーやってどうするのとも思うんですよ。それはお笑いのファンを作ってるんじゃあなくて媚びてるんじゃあないかとも思っちゃいますよ。そりゃ何か好きなヒト目当てで来たら興味ないヒトが知らない話をしてて好きなヒトはただ笑ってるだけって状況になったら誰だってツマラナイでしょ。なんも広がらないし。プロレス例えだって「つまり長州の名勝負数え歌ですね」「わかりにくいわ」って強引に捻じ込んで自分に持っていく為に編み出したテクニックだったわけで、その場で「柱で言うと伊黒小芭内ぐらいですね」「わかりにくいわ」って流れにするでもなく、結果的に気を遣って笑うしかなかったって大御所に愚痴るのは、ロスジェネと若者の関係性として、まあ今時なのかなぁとも思ったり

 
 何かまとまりませんでしたが、のぶ代ドラえもんネタはホンジャマカの石塚さんは今だにやってそうだし、多分受け入れられている

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