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仮面ライダークウガの主人公五代雄介はEPISODE47「決意」EPISODE48「空我」という最終決戦を描いたエピソードにて、その尺の大半を今までお世話になった方々に「冒険に出る」と別れの挨拶を告げに回るという描写に費やしたんですよ。ヒーローモノのそれも最大イベントであるラスボスとの戦闘シーンが前後編の約50分の尺の中で２～３分しかないという異例さで、リアルタイム視聴時は唖然としましたが、時を経て沁みるわーってカンジなんですよねぇ。
ボクもお世話になった方々に「麦わらが、ウルセー！一緒に行こうって言うんで、冒険に出るからクソお世話になりました！」とか冗談交じりに、今までと同じふざけた顔してヘナチョコな表情でお別れしようと思ってましたよ。ちょっとせつないねとか思いながら。そうやって、五代雄介の様に会社を辞めたかった。
だけど、なぜか挨拶に回る暇も無く残業してまで自分がもう関わらない来年の仕事を手伝い程度ではなくガッツリやってて、これやるのはいいけど誰が引き継ぐの？状態なんですよ。何か、来年普通に電話とかガンガンかかってきそうなんですけど、こういうもんなんですかねぇ？
大体、仕事もってくる側が「最後だから頑張ってくれ」とか言うんですけど、それアナタのセリフじゃあないでしょ。ボクが「最後だから頑張りますわ」はイイんですよ。頑張らせてる側が言ったらアカンでしょ。ボゾグよ？
