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今日は近所の小学校に闖入してきました。
不審者としてではなく参議院議員選挙の投票で。
ボクの小学校時代は1年から6年生毎に40人以上のクラスが5組、6組とあった時代なので、映画マトリックスの奥から飛び出してくる武器庫とか仮面ライダーWの地球の本棚みたいなカンジでズラッと下駄箱が並んでましたが、今は入口の壁沿いにぐるっとある程度で少子化ヤバいわと人類の黄昏を感じます。あと、子供ニュースみいな掲示物も「とても勉強になったでクソムシ」みたいに語尾でのキャラ付けがうるさいデッサンの狂ったようなオリジナルキャラでしたのに、名探偵コナンとかポケモンとかちゃんとした商業キャラばかり。アベンジャーズとかの版権高そうなキャラも映画の告知ついでに登場してるし。民放並みのバーター感。
さて、失った大切な人を取り戻すために戦う快盗、世界の平和を守るために戦う警察、君はどっちを応援する？って聞かれてもどっちも選べないような性格なのに、選択しないといけないのが選挙です。
ボクをそこそこハッピーにしていただきたいだけなのですが、ボクだけはハッピーだけど他の全人類はヘイトしか吐かない世界も非常に居心地が悪くてハッピーでないので、いいカンジにミンナがそこそこハッピーになって欲しいのです。しかし、結局ミンナがハッピーになるなんてフィクションの中ですら受け手側が許してくれない殺伐とした昨今、リアル世界では尚更無理ゲーなんじゃあないかと。
だから誰かを応援するというよりは、「ソイツを渡せば他のヤツらは見逃してやる。だが、渡さないなら皆殺しだ」って状態で、ボクは死にたくないけど周りから薄情とも思われたくないので、アナタがそんなにやりたいというなら何とかうまい事やってくれないですかねぇとチラチラ見る相手を探す場となっています。もう、自分がかわいくて仕方がない。ボクは手を汚したくない。騎士レオナール、オマエがやれよ。
昔、実家で生きた車エビをお歳暮でもらい、可哀想で絞めれないから代わりに殺ってくれと突然生殺与奪をゆだねられたのですが、ビチビチと跳ね回るエビを前に「そんな！……いやだぁ！ボクにはできないぃ！」「甘ったれたことを言うなぁ！その手に刻まれたシャッフルの紋章の重さを忘れたかぁ！」「紋章の重さ……！？」みたいな押し問答の末、拙者は不殺を貫いたでゴザルよ薫殿。でも、塩焼きになったそのエビは「ふめぇ！ふめぇ！」とムッシャ～と食べました。罪悪感ゼロです。クレイジーダイヤモンドは自分の傷は治せない、だが体外に出て固まった血はただの物体だから簡単に集めてくっつけられる理論ですよ。それはそれ！これはこれ！ですよ。心に棚をつくれ！
殺生してまで料理が出来ない自分は、料理の注文と「いただきます」と「ごちそうさま」を必ず言う事ぐらいはします。それぐらいはさせてください。
願わくばミンナにおいしいエビふるまわれる世の中になってほしいものです。
まあ、エビが嫌いなヒトや、アレルギーでそもそも食べれないヒトがいる事もわかってはいますが……
