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ミンナ大好き○○の末路 2020年からアーリーリタイアはじめました

名古屋市博物館 ゲーセンミュージアム

緊急事態宣言前の某日

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名古屋市博物館 ゲーセンミュージアム

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pikawa.hatenablog.com

 2年ぐらい前にたまたま遭遇した「ゲームセンターの思い出」が満を持して特別展にというカンジなのかな

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 なので、名古屋タイムスの記事が展示してあるカンジとか前回と同じ

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 前回とオールアバウトナムコのカンジとかゲーメストの号数も一部同じ? 私物?

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 家庭用ゲームはキン消しミニ四駆等の懐かしホビーでまとめてあるカンジ。2000年代に入ってからボチボチと博物館の展示でウルトラマンのソフビやマジンガーZの超合金とかが並び始めた頃はまだ世代的に下だったので他人事に見れてたのに、世代弩ストライクなモノがとうとう江戸の農具とかと同列になってしまったかと思うと恐怖しかない……。母ちゃん、オレ死ぬンかなぁ~というぼんやりとした不安感が出てきた

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 ファミコン暴れん坊天狗のカセットが刺さってますが、このタイミングで復刻するとは......

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 そういうのを眺めるのも楽しいですが、言うても『ゲーセン』がメインなので......

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 風営法の許可を博物館でとってるのが何かオモシロイね

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 入ってすぐはピンボールエレメカ系、テーブル筐体が並んでました

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 一人用も充実してますが……

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 対戦モノもあるので、複数人で来た方がより楽しめるのでは

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 参加型アトラクションも用意されているので

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 ピンボールもイロイロありますが、博物館の落ち着いた雰囲気の中で派手にガンガンやってTILTっても恥ずかしいので自制気味に。そんな中でコレがすごく気になった筐体なんですが、こんだけ絵柄がウルトラセブン色しかないのに、帰ってきたウルトラマンの怪獣攻撃部隊『MAT』のエンブレムがドーンとあるのが時代的大雑把......おおらかさですよね

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 喫茶店に置いてある雰囲気を出してのテーブル筐体の展示

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 イタリアンというのかい? 贅沢な名前だね。今からオマエはナポリタンだ! いいかいナポリタンだよ! と気づいたら名前を奪われていたイタリアン

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 大山のぶ代が得意だったという文脈でしか中々語られないアルカノイド。久々にやったらこんなにボールのスピード早かったっけ?ってカンジでアイテムを取りに行く余裕が無かった。こんなに動体視力が衰えてる......やっぱオレ、死ぬンかなぁ~

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 まあ、本来はジャンプボタンと攻撃ボタンのあるアクションゲームが好きだったんで、テーブル筐体が少ない事もあって得意だったなヤツがなかったんですが、パックランドは結構長く遊べたんで、まだまだ現役じゃんと少し死から遠ざかりました

 まあ、下手にタイトーのフェアリーランドストーリーとかバブルボブルとかドンドコドンの系統があったら帰れなかったかもしれないので逆に良かった。そういう趣味なのでイーグレットツーミニは避けては通れない

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 て~んとうむしが~しゃしゃりでて~♪のメロディーが素敵なレディーバグ。ボクがゲーセンデビューした頃にはこの遊び難い筐体はゲームセンターにはなく、駄菓子屋的なトコロに残ってるだけでしたね

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 あ!

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 ジャンケンポッ!アイオエショッ!アイオエショッ!ズコッ!とやたら糞五月蠅い思いでしかないジャンケンマン。何かおとなしかったですよ。大人になったな、シンジ

 

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 大型筐体ゾーン

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 男の子の中の柳沢慎吾の部分が目覚めるザ警察官2

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 名古屋駅前のモニュメント飛翔の雄姿。リニアモーターカー関係の再開発で今年撤去されちゃったんで本物はもう見れないんですよね。しかし、このゲームでもう20年前なのかよ……

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 ほぼ初見の1プレイの評価で若さと知性が足りないって......どんだけ正確な判定システムなのよ?

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 セガの大型筐体。当時テーブル筐体の1プレイが¥10~50なのに、ハングオンは¥100で手が出なかったんですよねぇ

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 アフターバーナーにいたっては写真はクレイドルタイプでゲームに合わせて筐体が左右に揺れるんですが、田舎なのにダブルクレイドルタイプという左右に加えて前後にも揺れる豪勢な筐体しか無く、1プレイ¥200というブルジョワの嗜みでほとんど遊んだことが無いんですよねぇ

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 後々、値段は下がって¥50とかになるんですが、旬の過ぎた頃なんであまり食指はうごかなかったんですが、それでもアウトランは何故か完走できる程度にやったなぁ

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 おや?『レバガチャ禁止』

 アウトランはクルマがコースを外れるとスピードが落ちるんですが、そこでこのギアレバーをL⇔Hの間を素早くガチャガチャ動かすとスピードが落ちないギアガチャというテクニックがあったんですよね。それで、ギアを酷使する動作なのでギアを壊されたくないからという事もあったんでしょうが、それ以上この技をスナック感覚で使えるようにと、ゲーセンのお兄さんが『ギアガチャボタン』を工作して、押すと連射されてギアガチャと同じ効果が出るようにしてたなぁ......

 そう、アーケードゲームはとにかくインカム(お金)を稼ぐ為に長く遊ばせないようにとにかく難易度が酷いという語られ方が多いですが、自分の住んでた場所ではなぜか長く遊ばせたくない側のオーナーだったりバイトのお兄さんがハンダこて片手に連射ボタンつけてくれたりして、ある意味チートを用意してくれてコッチの味方をしてくれる不思議な空間がゲーセンだったんですよね。そういう共犯関係みたいなのが無くなっていったのは、ストⅡからの格ゲーブームの頃だったような気がするんですよね。対戦が浸透して無かった頃は波動拳ボタンや昇竜拳ボタンが増設されてたんですが、対戦熱が高まると不公平感が生まれて、すぐに姿を消していったんですよね。その辺りから改造しなくてもゲームのシステム側で当たり前に連射も装備されたりして、筐体も純正品そのままで、連射切り替え用のトグルスイッチがついてるようなコンパネも見なくなった。自分の生活圏も自転車からクルマ・鉄道に変わり、友達とも疎遠になり、家庭用ゲームの発展もあっていつのまにか立ち寄る事もなくなってしまっていた。ゲーセンは今でもありますが、ミンナがいた『ボクのゲーセン』にはもう二度と立ち寄る事は敵わないんだろうなぁと……アカン、やっぱオレ、死ぬンかなぁ~

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