Down World

ミンナ大好き○○の末路 2020年からアーリーリタイアはじめました

速さが足りないから会社を辞めます

『お前に足りないものは、それはァ!情熱思想理念頭脳気品優雅さ勤勉さ!そしてェ!なによりもォォォォォ!速さが足りない!』(ストレイト・クーガー)

魂ウェブ限定 S.H.Figuarts ストレイト・クーガー from スクライド

 スポーツジムの浴場でバスタオルを盗(ギ)られましたよ。「おいはぎにあっちゃたの、おいはぎにあっちゃったのォォォ……」とフロント内線して、ずぶ濡れの全裸で股間を手で隠してプルプル震えながらジムのお兄ちゃんを待ちましたよ。……中々来てくれないの。コイツ何やってんだみたいな衆目の視線に耐えて。サナギマンはひたすら耐えましたよ。チンチンが火星人で蛹みたいだからサナギマンってやかましいわ! もう本当に待ちましたよ。全裸で。三時間も待っていたのよ、ワタシ猫と一緒にですよ。もちろんトゥイギーみたいなポーズで。

 速さが足りないヒトは勘弁してほしいんですよ。例えば店でレジで金額告げられてから初めてカバンの中探して、やっと財布を出したと思ったらクーポンカードを忘れただのアプリを起動したりだの何だとさらにグダグダやりだしたりとか。もう、そういうヒトが電子マネー使うよりもボクが現金使う方が速いとか電子マネーの理念的にもおかしいでしょ? ざっと概算して大体のお札とか小銭用意して、金額言われた時には既にトレーにお金置くでしょ。レジが空いたら即清算ですよ。空く・即・算ですよ。牙突ですよ。日本のワイヤーアクションの極致ですよ。マラソンで身体壊しますよ。あんちゃ~ん、あんちゃ~ん。

 こんな話もありますよ。どんどん信号無視して進んでく割に普通に歩いてるボクに何度も追い抜かれるアナタ達見てますか?

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 ボクはご飯も食べるのも風呂に入るのも仕事をこなすのも速いんですよね。その分、雑なトコロがあるんでしょうが、及第点以上の事はやっているんですよ。やり直し程無駄なことはないですから。時間が惜しいんですよ。そもそもが、子供の頃にテレビが見たい。本が読みたい。ゲームがしたい。と、自分がやりたいことをする時間を作るために出来る事の結果として速くなったわけですよ。働くようになっても、サッサと帰ってやりたいことをやりたいから仕事も速くなったのに、速ければ速いほど何故か仕事が増えていく。他の社員がやるはずの仕事が回ってくる。あのヒトの残業が多いから36協定ガーと、なぜかボクも残業をしている。それでも何とか速く仕上げても、結局相手がチェックを締め切り間際までやらず、定時を過ぎてから今日中だの朝イチだの修正を依頼してくる。誤字とか計算違いもそりゃあありますが、言い忘れてたとか気が変わったみたいなのがほとんど。本当にウンザリですよ。もう、今言うなと。速さが足りない。

 この時世でこれから定年が65歳なのか70歳になるのか、それとも死ぬまで働かないといけないのかわかりませんが、ボクは早期退職制度も無いのに多分職場最速で自主定年します。

 

 速さが足りないから会社を辞めます。 

 

『この世の理はすなわち速さだと思いませんか? 物事を速くなしとげればそのぶん時間が有効に使えます。遅いことなら誰でも出来る。20年かければバカでも傑作小説が書ける!有能なのは月刊漫画家より週刊漫画家、週刊よりも日刊です、つまり速さこそ有能なのが、文化の基本法則!そして俺の持論でさァァァァァ!』(ストレイト・クーガー)