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ミンナ大好き○○の末路 2020年からアーリーリタイアはじめました

シン・仮面ライダー 昭和98年の仮面ライダーは強くて優しくてカッコヨかった

 

 シン・仮面ライダーは「仮面ライダーだった」以外に感想がでてこない。どういう理屈で鳴ってるのかわからない「キュピーン」を代表する音も仮面ライダー。ロケ地も仮面ライダー。空に映えるカッコよさも仮面ライダーアメトーークのシン・仮面ライダー芸人とかで擦られるのが目に見えるような隙のありすぎるシーンも仮面ライダー。平成でも令和でもない、昭和98年の仮面ライダーは強くて優しくてカッコヨかった

 ただ、シンシリーズではお馴染みの1.5倍速で無能なお気持ちで動く人間や主人公達に関わってくる市井の人間が一切登場しない、有能な人間がやるべきことをただやる話な上、基本はショッカーを含む外郭団体の内部抗争でライダー側がショッカー側が作戦を実行する前に潰すの繰り返しで被害感が伝わりにくいので、出されてる情報から何がおこなわれてるかがわからない人にはポカーンとするのも仕方がないとは思う。ただ、それは過去の仮面ライダーの知識があるないではなく、映画内で物語を完結させるための情報は丁寧に説明はされてるので、根本的に物語を受け取るスキルの話でしかなく、難しいからクソゲーみたいな評価や、またぞろキャッチ―な言葉を使うスキルを持った人間の扇動的な評価になるんだろうなぁとは思う。本当にシン仮面ライダーはけしてオタクの細かすぎて伝わらない仮面ライダー的な映画ではなく、最初に言った昭和98年の仮面ライダーだと感じたにで、純仮面ライダーとして受け取ってもらうには事前や周囲のノイズがデカ過ぎるのが本当に残念。でも、そのノイズがあってこその興収という面もあるので痛し痒し

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